高い継続率とスピード感あふれる爽快RUSHで一大ブームを巻き起こした『ダンバイン』。そのシリーズ最新作となる甘デジ『デジハネP聖戦士ダンバイン2 ZEROSONIC』が先日導入された。
ミドルタイプでは、3回リミットのセット型大当りによるループシステムを構築した特殊なRUSHモードを採用していたが、本機では原点回帰といもいうべきST方式に戻し、初代のゲーム性を色濃く反映した内容になっている。
70回転の時短+保留4個で構成された「ダンバインRUSH」は、モード中の大当り確率が1/32.1で、それに伴うモード中の大当り割合が約90.4%という高いループ性を有している。
また、RUSH中は即当りがメインの高速変動によりスピーディーに展開。右打ち中の大当りは3ラウンド・6ラウンド・9ラウンドの3つの振り分けで、それぞれの規定ラウンドにてギミックが発動すると昇格になる。
メインは80%の割合を持つ3ラウンド約210発だが、赤図柄で大当りした場合は6ラウンド以上の期待度が跳ね上がるようになっている。ちなみに、本機最大出玉となる9ラウンドは約700発で、振り分けも5%と少ない。
このようにRUSHはまさに初代だが、そこに至るまでのゲームフローに面白い仕掛けが存在する。それが「チャンスタイムHYPER」だ。これを説明する前に、まずヘソ大当り時の振り分けを確認しよう。
RUSHに直行する大当りの割合は35.0%で、残りはチャンスタイムに移行する。チャンスタイムには2種類あり、メインのチャンスタイムは時短7回+保留4個だが、チャンスタイムHYPERなら600回の時短が付与されるのだ。
本機はチャンスタイム中もRUSHと同じ1/32.1という高い大当り確率になっているので「ハイパー」なら次回大当り濃厚。しかし、本モードは特殊な状態になっており、大当りしても必ずRUSHに突入するわけではなく、50%の確率で突入か非突入かの振り分けが働くようになっている。
ただ、非突入の場合でもまた時短が600回転付与される。つまり、再びチャンスが巡ってくるのだが、それも3回まで。このリミット間に50%のRUSHを奪取しなければならないのである。
3回目の大当り(バトル演出)で、RUSH突入を逃した場合は通常モードに戻るが、このモードにおけるRUSH突入期待度は89%と激アツだ。一方のノーマルチャンスタイムも引き戻し率が29.4%と回転数の印象よりは高い数値で、トータルのRUSH突入率は約59%になる。
この「チャンスタイムHYPER」は先に紹介したミドルタイプのゲーム性に似ているので、本機は初代と『2』のハイブリッドマシンと言えるのではないだろうか。
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