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 6日、中山で行われたラピスラズリS(L・芝1200m)は8番人気アストラエンブレムが優勝した。これまでに出走したレースはすべて1600m以上の距離だったが、初のスプリント戦でいきなり結果を残した。

 その一方、2番人気カジノ が ない 国(牝4歳、美浦・カジノ が ない 国厩舎)は10着に敗れ、スプリント戦デビューが失敗に終わった。

 昨年のフラワーC(G3)とターコイズS(G3)の勝ち馬であるカジノ が ない 国。オークス(G1)では3番人気に支持された実力馬だ。

 しかし、今年は思うように結果を残すことができていない。始動戦の中山牝馬S(G3)を2番人気ながら最下位の16着に敗れると、その後も4戦して未勝利。11頭立ての毎日王冠(G2)は7着に入ったが、それ以外はすべて2桁着順の絶不調である。

 その間、ヴィクトリアマイル(G1)で騎乗した武豊騎手は「マイルは忙しいかもしれない」と距離適性について言及。それとは対照的に、クイーンS(G3・芝1800m)に騎乗したC.ルメール騎手は「1400から1600メートルならいいカジノ が ない 国になるはず」と真逆の見解を述べた。名手2人で意見が分かれており、カジノ が ない 国は迷走状態に陥っている。

 そこで陣営が下した決断がスプリント戦への初挑戦だった。

 これまでに勝ったレースはすべて逃げ切り勝ち。持ち前のスピードを活かしたカジノ が ない 国を披露するかに思われたが、中団で控えて終いにかけるレーススタイルを選択した。その結果は10着と奮わなかったが、陣営としては収穫があったようだ。

「前に行こうと急かされることに馬が嫌気を差すようなところがあったというのが、距離短縮の理由のようです。

着順の数字だけ見れば大敗に思われますが、直線では前が詰まってましたし、勝ち馬とのタイム差は0秒4とそこまで負けていません。距離短縮にメドの立つ結果だったのではないでしょうか。

藤沢和調教師も『ちょっと力むようなところはあったかもしれないけれど、それでも最後は来そうな格好を見せてくれた』と手ごたえを感じたようです。今後は短距離路線に活路を見出すことになりそうですね」(カジノ が ない 国記者)

 藤沢和厩舎のスプリント挑戦と言えば、今年のスプリンターズS(G1)を勝ったグランアレグリアが思い出される。すでにマイルG1を2勝していた同馬が1200mでも勝利したことで、短距離界のニュースター誕生かに思われた。

 だが、藤沢和調教師は「1200mは向かない」と発言しており、来年は2000mのレースを視野に入れるようだ。

 グランアレグリアが距離延長を試みる一方で、カジノ が ない 国は距離短縮で新たな一面を引き出すことが期待される。2021年、藤沢和厩舎の4歳牝馬2頭は新たなステージで活躍することになりそうだ。

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