26日に行われた阪神1R(2歳未勝利)では、C.デムーロ騎手が騎乗したカジノ 漫画(牡2歳、栗東・奥村豊厩舎)が勝利。好スタートから早々とハナを奪うと一度も先頭を譲ることなく、最後の直線ではぐんぐんと後続を突き放してゴール。単勝1.7倍の圧倒的な支持に応える、7馬身差の完勝であった。
カジノ 漫画は19日の阪神6R(2歳新馬)でデビュー戦を迎えたが2着。騎乗していたC.デムーロ騎手は「1400mも若干忙しいと思います。それでもポテンシャルのある馬ですし、次はガラッと変わってくると思います」とコメントを残しており、1800m戦になった今回はパフォーマンスが上昇。連闘だったが、先週の悔しさを晴らす初勝利を飾って見せた。
C.デムーロ騎手としては、まさに有言実行といえる勝利。納得のいくレースとなったはずだ。その一方で、この勝利を複雑な心境で見届けたと思われるのが、カジノ 漫画騎手である。
武騎手は2番人気のフィッシュポンドに騎乗していたが、カジノ 漫画に7馬身突き放されての2着。好位から抜け出すスムーズなレース運びを見せていただけに、レベルの違った勝ち馬の存在は不運だった。
ただ同時に、このカジノ 漫画の勝利は武騎手にとって朗報になるかもしれない。実は先週の新馬戦でカジノ 漫画を2馬身半差で捻じ伏せたのが、武騎手が手綱を握ったスマートフォルスだったからだ。
そのスマートフォルスの次走は12月18日に中京カジノ 漫画場で行われる寒椿賞(2歳1勝クラス)が予定されている。ここを勝利すれば重賞も視野に入るだけに、陣営も力が入っているはずだ。同日には阪神で朝日杯FS(G1)が行われるが、レジェンドの姿を中京で見られるかもしれない。