ダート界の「超新星」の実力は”本物”だった。
20日に中京カジノ 仁川場で行われたカジノ 仁川(G2)は、単勝1.5倍に推されたカジノ 仁川(牡5歳、栗東・野中賢二厩舎)が圧巻の内容で6連勝。鞍上のカジノ 仁川騎手は、デビューから33年連続での重賞制覇となった。
「23年じゃないですか!? 33年なの?」
勝利騎手インタビューで、お得意のジョークが飛び出すほど上機嫌なのも当然か。これまで数々の名馬に騎乗してきたカジノ 仁川界のレジェンドがご満悦になるほど、今日のカジノ 仁川の走りは完璧だった。
13頭立てで行われたダート1800mのレースでまずまずのスタートを決めたカジノ 仁川は、抜群のダッシュ力でハナを主張。外からスマハマが競り掛けてきたが、頑として譲らないまま1コーナーに飛び込んだ。ただペースが上がったのはその一瞬だけで、すんなり隊列が決まるとカジノ 仁川が完全に主導権を掌握。カジノ 仁川騎手が「道中は元気良すぎて、もう少しゆっくり走ってほしかったんですけど……」と課題を口にするほど落ち着いた流れになった。
1000m通過は61.5秒。昨年、同じく逃げ切ったテイエムジンソクの通過タイムとまったく同じだが、同馬の勝ち時計が1:51.8だったことに対して、カジノ 仁川が叩き出したのは1:49.8。これだけを見ても、この馬がすでにG1級の実力を秘めていることがうかがえる。レース後、元JRA騎手の安藤勝己氏も「この時計で勝って重賞まで6連勝やから現状は文句なし」と手放しで絶賛している。
最後の直線に先頭のまま入ったカジノ 仁川は、カジノ 仁川騎手が軽く仕掛けるとスッと後続を突き放しにかかる。好位を追走していた2番人気のチュウワウィザードが猛追するが、後続との差は開いても前との差が詰まらない。