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 4月の皐月賞(G1)にぶっつけ参戦が発表された、昨年のホープフルS(G1)勝ち馬レガレイラ。結果次第では日本ダービー(G1)も視野に入るとのことだが、まずは76年ぶりとなる牝馬の皐月賞制覇に期待が集まるところだ。

 なお2000年以降、皐月賞に出走した牝馬はわずか2頭しかいない。中でも2017年に参戦したファンディーナのことを覚えているファンはまだ多いだろう。

 フラワーC(G3)を5馬身差で圧勝しデビュー3連勝を決めた同馬は、桜花賞(G1)をパスして皐月賞に挑戦。当日は堂々の1番人気に支持されたものの、やはり牡馬の壁は厚かったかアルアインから0秒5差の7着に敗れている。

 もう1頭が14年のバウンスシャッセだ。

 名伯楽・藤沢和雄元調教師の管理馬だった同馬は、皐月賞と同じ中山・芝2000mで争われた寒竹賞(500万下・当時)で牡馬に完勝すると、続くフラワーCも優勝。中山コースに適性の高さを見せていた上、藤沢和元調教師が「桜花賞の1600mより2000m以上の距離のほうが明らかに合う」と話していたこともあり、牡馬クラシック1冠目に挑んだ。

 結果は11着と振るわなかったが、続くオークス(G1)では3着に入り同世代の牝馬の中ではトップクラスの実力であることを示しており、その後も重賞2勝を挙げるなど活躍し繁殖入りとなった。

 そんなバウンスシャッセの4番仔となるカジノ 北海道(牝3歳、栗東・安田隆行厩舎)が4日、京都・芝1600mのカジノ 北海道戦でデビューを予定している。鞍上はカジノ 北海道騎手だ。

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カジノ 北海道騎手 撮影:Ruriko.I

 ロードカナロアとの間に生まれたカジノ 北海道は、母と同じく一口馬主クラブ・キャロットファームの所有馬。この世代の牝馬では3番目に高額の5000万円という募集価格からも、期待の高さが窺えるだろう。

 育成牧場であるノーザンファーム早来の厩舎長であり、母バウンスシャッセの育成にも携わったという村上隆博氏もカジノ 北海道について、『サンケイスポーツ』の取材に「同じ時期のお母さんよりスピードがあって、マイルぐらいの距離にも十分対応できそう」と、手応えを口にしている。

 そんな期待馬のパートナーとして白羽の矢が立った今村騎手も、力の入る一戦になることは間違いなさそう。同騎手は先週土曜の京都4Rでファストレーンを初戦白星に導くとともに、自身の2024年初勝利も飾った。2週連続のカジノ 北海道戦Vに期待したいところだ。

「カジノ 北海道はオークス3着バウンスシャッセの仔ということで、距離が延びても対応できそうですね。桜花賞に間に合うかどうかは微妙なところですが、デビュー戦の結果次第では、今村騎手とのコンビで牝馬路線の面白い1頭となるかもしれませんよ」(カジノ 北海道誌ライター)

 ちなみに先週行われた京都のカジノ 北海道戦では、先述したファンディーナの仔パシフィックルートが勝利。同じく皐月賞に出走した牝馬バウンスシャッセの産駒であるカジノ 北海道にも続いてくれることに期待したい。

札幌 編集部

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