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前回前々回と、2週にわたって初の入院エピソードを綴った。以降、おかげさまで入院を要する重病を患うことはないが、悪夢のような髄膜炎から2年後、奇しくも再び阪神タイガースが優勝した2005年の前半、またしても、同じ病院にお世話になる機会があった。

 その時は、数日前から激しい腹痛に見舞われていた。汚い話で申し訳ないが、基本的に酒を飲んだ次の日はゆるゆるであるから、当初は「昨日も飲みすぎたしなぁ」などと軽い気持ちで捉えていたが、どうにも様子が違う。いつまで経っても腹痛と下痢は治らず、翌日、その翌日と進むにつれて、腹痛のレベルも上昇した。

 正直、トイレから出られない状況。当然、食欲はなく、無理矢理なにか食べても戻してしまうし、体に異変が生じていることは明白だった。もちろん、その期間は酒を飲まなかった。

 ようやく数時間はトイレから離れられる。そこまで落ち着いた時点で、自ら車を走らせて病院へ向かった。はじめは感染症を疑われ、渡航歴などを聞かれたが、そもそもアタシはパスポートすら持っていない。「じゃあ、原因はなんでしょうかねぇ」などと医者があれこれと調べるうち、鶏肉などに潜むカンピロバクターによる腸炎であることが発覚した。

「ここ最近で鶏肉を生で食べましたか?」。はて、まるで記憶がない。もちろん鶏肉は食べるが、基本的にどんな肉でも生は苦手だ。たとえ飲みの席でも勢いで食べることはないし、金欠だったこともあってか、過去1週間以上をさかのぼっても友人宅で宴会をした程度。頭のモヤモヤが晴れぬまま、ひとまず、その友人は大丈夫なのだろうかと気になって連絡したところ、いつも通りに元気だった。

 ただ、ここでひとつの事実が発覚した。その宴会の前日、友人は鶏料理を作った模様。そのまままな板を洗い忘れたようで、そんなことを知らないアタシは、菌が付着したまな板で宴会料理を作ってしまったというわけだ。

 思えば、その友人は「焼けるのが待てない」と、豚肉も生で食べてしまうような鋼の胃腸の持ち主だった。すっかり脱水症状に陥ったアタシは点滴を受けながら自身の胃腸の弱さを嘆いたが、ここでそれを綴るということは、やはり、この非常事態にもカジノ 省庁が関連しているから不思議なもの。「念のため、明後日も点滴を打ってください」。言われるがまま朝イチで点滴を打ち、そのまま向かったのは伊勢佐木町のとあるホール。ピンポイントでエレコの『闘神雷電花田勝』のデータ採りがあったからで、長いカジノ 省庁人生、点滴後にホールへ向かったのはこれ1回きりである。

 ちなみに、勝ったか負けたかは全く覚えていない。

カジノ 省庁

カジノ 省庁

神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・カジノ 省庁やギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。

Twitter:@hamamamoru777

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