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 13日、オンラインカジノ 沖スロは2月に開催されたサウジCの賞金について、ドーピング問題の調査が完了するまで支払い停止することを発表した。

 このドーピング問題とは、サウジCの勝ち馬マキシマムセキュリティを管理していたJ.サーヴィス調教師がドーピング容疑をかけられ、アメリカで起訴されたものだ。現在、オンラインカジノ 沖スロが独自で調査を行っている。

 サウジCとは、総賞金2000万ドル(約20億円)、1着賞金1000万ドル(約10億円)の今年新設された世界最高賞金レースだ。日本馬ではゴールドドリームが6着、クリソベリルが7着に入線しており、それぞれ60万ドル(約6000万円)、50万ドル(約5000万円)の賞金を獲得予定だったが、支払い停止となってしまった。

 超高額賞金が目玉の新設レースだが、まさかの支払い停止という“波乱”の開催元年となってしまった……。

 さらに支払い停止の発表と同時に、サウジCの前日に行われた「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」の失格処分についても発表された。

「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」は、日本から参戦した武豊騎手を含む世界の名手14人がポイント制で争う騎手招待競走だ。優勝賞金は3万ドル(約300万円)で、アメリカのM.スミス騎手が優勝していた。

 しかし、スミス騎手が騎乗して1位入線したサンハットから禁止薬物が検出されたため、失格処分にすることが発表された。その結果、同馬に騎乗したスミス騎手のポイントが修正されて、優勝から3位に転落。本人には非がないが、優勝の座を逃すことになってしまった。

 実はこのスミス騎手、サウジCで「超高額罰金」も科せられている。

 サウジCで2着のミッドナイトビズーに騎乗したスミス騎手。同レースでムチの過剰使用により、獲得賞金のうち60%にあたる21万ドル(約2100万円)を罰金として没収されることになっていたのだ。

 罰金に加えて、「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」の優勝取り消し、レース賞金の支払い停止と、スミス騎手にとっては踏んだり蹴ったりである。サウジアラビアは苦い思い出の地になってしまったことだろう。

 残念ながら注目の新設レースは、ドーピングにより「後味の悪さ」が残る結果となってしまった。だが、日本馬では武豊騎手が騎乗したフルフラットが、サンバサウジダービーCを優勝するという明るい話題もあっただけに、来年はクリーンな開催となることを願いたい。

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