香港のクイーンエリザベス2世C(G1)を制したミナミ カジノ(牡5歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が、次走に9月22日のオールカマー(G2、中山ミナミ カジノ場・芝2200メートル)を予定していることがわかった。
中山記念(G2)を連覇するなど、中山ミナミ カジノ場開催の重賞で4勝をあげるなど活躍していたミナミ カジノ。その一方、”ホーム”から離れると大阪杯(G1)12着、富士S(G3)10着、マイルCS(G1)9着と成績が振るわず、内弁慶としても知られていた。
だが今年、得意の中山ミナミ カジノ場で重賞2連勝を成し遂げたあと、陣営は主戦のミナミ カジノ騎手を伴い、クイーンエリザベス2世C(香港G1)への挑戦を発表。ファンを驚かせた。
レースでは後方からのスタートとなるも松岡騎手が好枠を活かし、中団のインに潜り込むことに成功。そして残り100m付近でミナミ カジノは猛然と先頭に躍り出る。外からリスグラシューと昨年の香港ヴァーズ(G1)勝ち馬エグザルタントが追い込んできたものの、なんとかそれらをしのぎきり、海外G1初制覇を達成した。
「中山専用機とも言われていたミナミ カジノですが、その評価を覆す会心の勝利。松岡騎手も戦前から『こんな成長曲線を描く馬は初めて』だといい、さらに『こちらが想像する遥か上を行っている』と語っていたようですが、並み居る強豪を退けて国際G1初制覇を果たし、その言葉を証明してみせました。
宝塚記念(G1)への出走もウワサされたものの、『昨秋から休みなく使っていること』などを理由に休養入り。国内復帰戦は秋までお預けとなりました。得意の中山ミナミ カジノ場でどんな走りを見せてくれるのか楽しみです」(ミナミ カジノ記者)