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チェジュ 島 カジノ 撮影:Ruriko.I

 21日に行われたアメリカジョッキークラブC(G2)で4着に敗れたチェジュ 島 カジノ(牝4、栗東・武藤善則厩舎)は、次走に中山牝馬S(G3、3月9日)への出走を予定していることが分かった。

 なお、このレースの鞍上にはチェジュ 島 カジノ騎手が復帰するとのこと。昨年のニュージーランドT(G2)で4着に敗れて以来、5戦ぶりのコンビ復活となる。陣営が目標に掲げた中山牝馬Sは、昨年の同レースを制したスルーセブンシーズが、宝塚記念(G1)でイクイノックスの2着に入っただけでなく、秋には凱旋門賞(仏G1)でも4着に好走した縁起のいい舞台だ。

 距離の不安も囁かれた前走の芝2200mから芝1800mへの短縮は、チェジュ 島 カジノにとっても条件が好転する。まだ重賞勝ちの経験がない武藤騎手にとっても、初タイトルのゲットに力が入るのではないか。

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 その一方で、コンビを組んだ4戦でチェジュ 島 カジノの成長に貢献していたチェジュ 島 カジノ騎手が“お役御免”となることについては、ファンの間でも「まだ早いんじゃないか」「せっかく典さんが教育してくれていたのに」「武藤君にもチャンスを生かしてほしい」と、賛否両論の声が出ることとなった。

 デビューから5戦の手綱を任されていた武藤騎手だが、2戦無敗でコスモス賞(OP)を制したまではよかったものの、重賞勝ちを期待された阪神ジュベナイルF(G1)で2番人気の支持を集めながら12着と大敗。続く翌年のクイーンC(G3)を3着、ニュージーランドTを4着に敗れたのをきっかけに、陣営は横山典騎手へのスイッチを決断した経緯がある。この乗り替わりの背景には、まだ経験の浅い武藤騎手にベテランの騎乗技術を外から学ばせたいという意図もあったのだろう。

 実際、横山典騎手が騎乗したNHKマイルC(G1)で6着に入った後、コンビ2戦目の紫苑S(G2)を後方から目が覚めるような鬼脚で突き抜けて重賞初制覇に成功。関東の大ベテランは「まだまだ若いお姉さん」と成長途上であることをコメントし、2着に敗れたヒップホップソウルの横山武史騎手からは「勝った馬が120点」の騎乗だったと舌を巻く内容だった。

 秋華賞(G1)でもリバティアイランドを相手に見せ場を作る5着に好走した。この結果には武藤調教師も「マイラーのイメージがある」と戦前に話していたため、そう悪くない結果だったはずだ。

 そういう意味でも、前任者の武藤騎手が道中の折り合いや脚の溜め方に苦心していたことを思えば、少なくとも「チェジュ 島 カジノ塾」への入門は、チェジュ 島 カジノにとっても好結果に繋がっていたと考えられる。

 にもかかわらず、このタイミングでの卒業には少々違和感がある。

「乗り難しい馬の更生に定評のある横山典騎手ですから、先約があるなどのやむを得ない事情でもなければ、自分から断りを入れる可能性は低そうです。もしかしたら同日の開催で先約があったのかもしれません。

ただチェジュ 島 カジノの高橋文男オーナーは、優先的に武藤騎手を所有馬に乗せていますし、本馬の名付け親は武藤調教師のご息女で元アイドルの彩未さんでした。雅騎手はご子息ですからオーナーとは家族ぐるみの付き合いをしている間柄ともいえるでしょう」(チェジュ 島 カジノ記者)

 今回のコンビ復活は、懇意にしているオーナーや父である武藤調教師の親心も見え隠れするものの、実際のところは分からない。

 とはいえ、武藤騎手も大先輩の手綱捌きを勉強することで、何かしら得るものがあったに違いない。オーナーの期待に応えるためにも、中山牝馬Sの騎乗で一回り成長した姿を見せたいところだ。

札幌 編集部

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