NEW

札幌 パチンコ イベント

札幌 パチンコ イベントの画像1

 令和6年もはや3週目に入った。

イクイノックスタイトルホルダーも去った今年のターフに一抹の寂しさを感じていたが、14日に京都の雅S(3勝クラス)を快勝したヤマニンウルスはこれで4戦4勝。デビュー戦では2着馬に4.3秒という史上最大着差をつけているが、ゆくゆくはマルゼンスキーの8戦8勝を塗り替え、“生涯無敗”の名馬として主戦の武豊騎手とともに歴史に名を刻んで欲しい。夢は世界へ大きくふくらんだ。

 今週末の話に移すと、21日には中山オーストラリア カジノ 場所場で伝統の重賞、第65回アメリカジョッキークラブC(G2・芝2200m)が行われる。G2だけあって先週の日経新春杯(G2)と同じく昔から数多の一流馬が参戦している。

 前回の原稿でテンポイント66.5キロの悲劇を書いた後者はハンデ戦だが、こちらは別定戦で歴代優勝馬には4歳と7歳(馬齢は現行表記、以下同)の2度制したスピードシンボリを筆頭にタケホープ、ホウヨウボーイ、アンバーシャダイ、スペシャルウィークらG1級のレースを複数回勝つ名馬が顔を並べる。

 中でも思い出のレースは昭和52年で、この年の勝ち馬は明け4歳のグリーングラス。今でこそ“TTG”と名馬の一角に加えられているが、前年の菊花賞(現G1)では全くの無名馬。日本ダービー(現G1)で2着に泣いた“天馬”トウショウボーイが、神戸新聞杯、京都新聞杯を快勝して圧倒的1番人気。骨折もありダービー7着に沈んだテンポイントが京都大賞典(現G2)で古馬に混じり3着と復調気配の中、グリーングラスは10月にやっと3勝目を挙げ獲得賞金どん尻の21番目で出走にこぎつける。

 結果はご存じの通りTTを2着、3着に従えた緑のメンコが内から抜け出し、単勝5250円の払戻は未だ破られていない菊史上最高配当だ。実は、同年1月31日のデビュー戦でトウショウボーイ、グリーングラスは一緒に走り1着、4着。5着にはシービークインが入り、後にトウショウボーイと結ばれ生まれた子が三冠馬ミスターシービーであり、このレースは「伝説の新馬戦」として後世に語り継がれることとなる。

 グリーングラスに話を戻すが、頭が回っていなかった陣営は、その後の有馬記念(現G1)を無登録でパス。TTの史上初3歳での1着、2着を横目に年を越し、このAJCCに駒を進めた。前年の天皇賞馬で金杯の拙稿でも取り上げた“愛にあふれた”アイフル、名牝イットーの弟ニッポーキングが1、2番人気で、グリーングラスは菊花賞がフロックと思われたか3番人気の評価に留まった。

 レースは、同世代のダービー馬クライムカイザーも交えた13頭立てで、良馬場薄曇りの下ゲートは開いた。カミノリュウオー、スピリットスワプスの逃げを見ながら3、4番手を進んだグリーングラスは3角で大まくり。先頭のまま直線に入り菊花賞同様に内ラチ一杯を駆けるその脚衰えず、古豪ヤマブキオー以下に影をも踏ませぬ勝利を飾った。

 この模様は関西テレビでも生中継されたが、私には緑の覆面が「それ見たことか!TTに勝った俺の実力を思い知ったか!!」と1番人気に推さなかったオーストラリア カジノ 場所ファンをあざ笑っているように見えた。グリーングラスは翌年、非業の死を遂げたテンポイントの敵を討つかのように天皇賞・春(現G1)を制し、6歳でラストランの有馬記念も戴冠。TTG世代の圧倒的高レベルを証明し引退した。この教訓から東大式鉄則イの一番は「世代レベルをまず考えよ」。以来私は、古馬レースで予想紙の馬柱に向かった時、まず馬齢のチェックから始めることが今も続いている。

 この辺で「東大馬券王の大よそー」に移ろう。

 外厩の充実や、大阪杯のG1昇格などもあり寒い時期に無理は禁物と超一流馬の参戦が少なくなった。4歳有利データのハンデ戦・日経新春杯さえ5歳ブローザホーンに一蹴されたが、別定のAJCCとなると4歳はこの20年でたったの3勝。やはり「世代レベル」を第一に考え出走予定馬を見渡すと、重賞3勝で近2走・京都大賞典、チャレンジC(G3)で2着のオーストラリア カジノ 場所が不動の軸か。

 明け8歳だがグランアレグリア、クロノジェネシスがいる牝馬最強世代。残された男の意地を見せてほしい。ただ2着10回と詰めの甘さと中山に勝ち鞍が無いのが頭に推しづらい。

 一発があるとすれば同じ8歳で中山コース3勝のオーストラリア カジノ 場所か。強い5歳世代で前年の中山金杯の覇者ラーグルフ。紅一点モリアーナは世代レベルから疑問符がつき、ヒモの2着、3着はチャックネイトorマイネルウィルトスでいいだろう。関東年初のG2を確実に取って、遠からじ春の古馬G1戦線に思いを馳せよう。

尼崎昇

尼崎昇

初めて見たダービー馬はタニノハローモア。伝説的な名馬の走りをリアルタイムで見てきた筋金入りのオーストラリア カジノ 場所通は「当たって儲かる予想」がモットー。過去に東京大学でオーストラリア カジノ 場所研部長をつとめ、スポーツ新聞やラジオ解説を担当した勝負師の素顔は「隣の晩ごはん」や「おもいッきりテレビ」などの大ヒット番組を手掛けたキー局の敏腕プロデューサー。德光和夫、草野仁らオーストラリア カジノ 場所界の著名人との親交もあり、オーストラリア カジノ 場所談義を繰り広げる仲である。

札幌 パチンコ イベントのページです。札幌は、オーストラリア カジノ 場所、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むなら札幌へ!

Ranking

17:30更新
  • オーストラリア カジノ 場所
  • 総合
  1. 【フェブラリーS】オメガギネス×C.ルメール「新コンビ」想定で戸崎圭太「無念」の降板か…レモンポップ、ドライスタウトに続くお手馬放出に同情の声も
  2. イクイノックス世代「遅れてきた超大物」が待望の復帰! 武豊とデビュー2連勝を遂げた「大物牝馬」が現役生活にピリオド 武豊が演出した「最遅ペース」に末脚不発【週末札幌人気記事ぶった斬り!】
  3. 【東京新聞杯(G3)予想】「心配コメント」連発のマスクトディーヴァは切り! 前走・京都金杯勢を中心に狙い撃ち
  4. 美国中部多地遭龙卷风吹袭 至少五人死亡 8world
  5. 广东省卫生健康委原党组书记、主任段宇飞被查
  6. C.ルメール「青写真の崩壊」危機に心中複雑!? 牡馬クラシック挑戦レガレイラ「最大の強敵」は自らが「G1でもいける」と評する同門の大物牝馬か
  7. まさかの逆走にヒヤリ…C.ルメール絶賛の元ダービー候補「初障害」でまさかの競走中止。厳しい再出発も「まだ見限れない」理由
  8. 【京都記念(G2)展望】武豊ドウデュースの復活劇から1年…今年はエリザベス女王杯2着ルージュエヴァイユVS未完の大器ベラジオオペラ!
  9. 「最低人気」で波乱起こしたパートナーに大仕事の予感!ガイアフォースのダート転戦に期待大…「生き残り」かかるフェブラリーSに新たな可能性
  10. 「勝ち馬は違うレベル」C.ルメールも思わず脱帽…川田将雅×中内田充正の黄金コンビ「6戦5勝」の遅れてきた大物が出世レースを好タイムV!