毎年、年に1回だけ「忘年会やるぞ」と連絡してくる友人がいる。電話がくると、ああもうそんな時期かと年の終わりを思う。季節の感じ方は人それぞれだろう。ちなみに、冒頭の約束が履行されたことは一度もなく、まるで年賀状のように形骸化された風物詩となっている。今年こそはすっきり年を終えたいものである。
すっきり終えたといえば、「年つっぱ」も同じだ。綺麗なフィナーレを迎えたい。そのためには、ここらで羽振りの良い連チャン、ふんだんな出玉を獲得したいところ。もう、しばらくずっと趣きを同じくする発言を繰り返しているのが、このような駄文を好き好んで読んでくれるもの好きな方のためにも、良いところを見せたい。
とはいえ、最近は連チャンどころか初当りにも恵まれない展開が続き、どうなることか不安要素のほうが大きいこの年つっぱ実戦となっているが、今回は最初の初当りが46回転と早めにやってきてくれた。
しかも、久しぶりに1発目でRUSH突入に成功したのである。近ごろは毎回のようにその日のファーストヒットがことごとくRUSHを外す流れとなっていたので、実戦的にも精神的にも、これは非常に助かった。
こうなると、次はどこまでこのRUSHを伸ばすことができるかである。せっかく初手で引き当てたチャンスをショボい連チャンで潰えさせることになるのが1番怖い。なんとか続いてくれと祈るような気持ちで経過を眺めていると、7連チャン目で3カウント不発、ファイナルチャンススルーと終了のピンチである。
いやーなんとかボタンが残ってくれ! と叫びにも似た願いを目ヂカラで送り込むと、まんまと復活に成功。これが結局、RUSH×31の9000PT弱となる大爆発につながったのである。最高の展開。終盤の戦いで、もっとも成功したアタックではないだろうか。
この貯金を増やせるのか減らしてしまうのか。2回目の初当りは100回転と可もなく不可もなしの回転数。しかし、RUSHを引き当てることはできなかった。もちろん、ここでRUSHに入れて勝負を決めてしまいたいのは間違いないが、焦ってもいいことなんかひとつもないと人生で嫌というほど教えられたのを思い出し、なんとか平静を保つ。
すると、真悪魔チャレンジ失敗後わずか7回転で保留変化から金塊リーチに発展した変動が強い予告もなくヒョロっと大当り。おまけにRUSHにも突入し、このうえない流れに。
今日はツキがあると確信したこのRUSHで17連チャン5000PTオーバーをマークし、見事に「大きな一発」を放つことに成功したのである。
これによって、ラスト1ヵ月で貯玉は約85000発。10万発の可能性を大いに期待できる最後の月、12月シリーズへマックス町男で臨める。
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