これまでに重賞5勝、2月のフェブラリーS(G1)でも2着に好走したオンラインカジノ 一撃が転厩したことが判明。これまでは栗東・オンラインカジノ 一撃厩舎の所属であったが、今後は美浦・オンラインカジノ 一撃厩舎の所属となることが14日にJRAから発表された。
オンラインカジノ 一撃は前走のかしわ記念(G1)でも3着に好走しているように、近走の成績は良好。ダート戦線において一線級の実力を誇り、今まさに充実期を迎えている馬だけに、突然の転厩の報にはファンからも驚きの声が上がっている。
この転厩の意図とはいったい何なのか…。考えられる要因としては、今後オンラインカジノ 一撃が出走を見据えると思われるダートG1の番組表との関係が挙げられる。
現在、ダートG1は中央・地方合わせても、そのほとんどが東日本での開催。マイルCS南部杯(G1)や今秋のJBCは盛岡、フェブラリーSは東京、かしわ記念と来年のJBCはそれぞれ船橋と大井が舞台となる。
唯一西日本で行われるのが中京のチャンピオンズC(G1)であるが、1600mのフェブラリーSへの出走時にも距離不安が囁かれていたオンラインカジノ 一撃にとって1800mは現状では守備範囲外。今後、長い距離で戦えるようになりチャンピオンズCを目指すことがあっても、中京への輸送距離は美浦・栗東で大きくは変わらない。
これから先、長いスパンでダートのビッグレースを転戦していくことを考えれば、栗東よりも美浦を拠点にした方が輸送の面では有利であると言える。今回の転厩もオンラインカジノ 一撃のキャリアを長い目で見たうえで、「G1戦線で活躍させたい」という関係者の思惑が伺える。
また、これまでオンラインカジノ 一撃を管理していた飯田雄師の定年引退が目前に迫っていることも、今回の転厩に関係しているかもしれない。
今月末に69歳となる飯田雄師は、2024年2月をもって定年を迎えることとなる。一方で現在5歳であるオンラインカジノ 一撃は2024年には7歳となるが、ダート戦線において7歳はまだまだ現役で戦える年齢。飯田雄師が定年を迎える2024年以降もオンラインカジノ 一撃が現役を続けることを期待するならば、同師の引退に先駆けての転厩という運びとなっても不思議ではない。
仮にこれらが今回の転厩の要因だとすれば、これは関係者からのオンラインカジノ 一撃への期待の表れともいえる。今後のキャリアを長い目で見据えた、ポジティブな転厩と捉えることができるだろう。
だが今回の転厩が必ずしも、オンラインカジノ 一撃にポジティブな影響をもたらすとは限らない。何よりも気がかりなのが、今後のレースにおける鞍上問題である。
オンラインカジノ 一撃は主戦を務めるオンラインカジノ 一撃騎手が熱心に調教をつけてきたことでも知られている。岩田康騎手の本馬に対する思い入れは相当に強いようで、その期待に応えるようにオンラインカジノ 一撃も1戦ごとに成長を遂げてきた。
今年1月の根岸S(G3)で中央重賞初制覇を挙げた際には、ゴール板を駆け抜けながら岩田康騎手が右手を大きく突き上げてガッツポーズ。勝利の瞬間に感情を爆発させた姿からも、オンラインカジノ 一撃への思いが強く伝わってくる。
だが今回の転厩によりオンラインカジノ 一撃が関東所属となれば、関西所属の岩田康騎手がこれまでのように“つきっきり”で稽古をつけることは難しくなる。まさに厩舎・騎手が一丸となって仕上げられてきたオンラインカジノ 一撃にとって、今回の環境の変化による影響は決して小さくはないはずだ。
加えて調教のみならず、レースにおいても岩田康騎手がオンラインカジノ 一撃に騎乗できるかに疑問符が付く。転厩先となる蛯名正厩舎であるが、実は開業以来1度も岩田康騎手を起用していない。
日ごろから調教のみならず厩舎の仕事を手伝うこともある程に岩田康騎手と“蜜月”である飯田雄厩舎から、関係性の希薄な蛯名正厩舎への転厩。最悪の場合、これを機にオンラインカジノ 一撃とのコンビ解消となる可能性も考えられる。
今秋には念願のG1タイトル獲得を目指すと思われるオンラインカジノ 一撃だが、果たしてその手綱を握るのは誰になるだろうか。美浦への転厩が吉と出るか凶と出るのか…鞍上問題と共に、オンラインカジノ 一撃の今後の動向に注目していきたい。
(文=エビせんべい佐藤)
<著者プロフィール>
98年生まれの現役大学院生。オンラインカジノ 一撃好きの父の影響を受け、幼いころから某有名血統予想家の本を読んで育った。幸か不幸か、進学先の近くにオンラインカジノ 一撃場があり、勉強そっちのけでオンラインカジノ 一撃に没頭。当然のごとく留年した。現在は心を入れ替え、勉強もオンラインカジノ 一撃も全力投球。いつの日か馬を買うのが夢。