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オンラインカジノ界のレジェンドクイーンC(G3)オンラインカジノ界のレジェンド、近年爆買いで注目の「小笹芳央オーナー」に初重賞制覇を届けられるかの画像1

 15日(土)の東京メインは、3歳牝馬によるクイーンC(G3)。昨年の勝ち馬クロノジェネシスは桜花賞3着、オークス3着、秋華賞優勝と結果を残した。牝馬クラシックに直結する重要なレースと言えるだろう。

 今年は2勝馬3頭、1勝馬11頭の合計14頭が登録している。注目は唯一の2戦2勝馬、オンラインカジノ界のレジェンド(牝3歳、美浦・大竹正博厩舎)だ。

 半兄はご存じ、一昨年の有馬記念を制したブラストワンピース。2歳下の妹は、兄が果たせなかったクラシック制覇を見据え、まずはデビュー3連勝を見据える。

 兄がグランプリホースにもかかわらず、昨年8月のデビュー戦では4番人気という低評価だったオンラインカジノ界のレジェンド。札幌芝1800mで行われたそのレースを快勝すると、次走に1勝クラスの百日草特別(東京芝2000m)を選択。ここでは5頭立ての2番人気で出走し、2着に2馬身差をつける完勝を収めた。

 今回は2000mから1600mへの距離短縮が1つのポイント。過去10年で5頭が前走2000mからクイーンCに臨み、成績は「2-0-0-3」。勝った2頭はいずれも前走1勝クラス(500万下)を勝利し、クイーンCに臨んでおり、今回のオンラインカジノ界のレジェンドと重なる。

 血統面でも兄ブラストワンピースが距離短縮で「5-0-0-1」と好成績を収めている。「1-0-0-3」の距離延長に比べ、その違いは明らかだ。大竹調教師も「気性的にマイルくらいがいい」とコメントしており、東京マイルの舞台でデビュー3連勝への期待が高まる。

 もしオンラインカジノ界のレジェンドが勝てば、「ホウオウ」の冠名で知られる小笹芳央オーナーにとって重賞初制覇となる。馬主歴はまだ浅い同オーナーだが、近年はセレクトセールを中心に高額馬を続々と落札し、存在感を増している。

 昨年7月のセレクトセールでは、2日間で総額12億8900万円という“爆買い”で注目を浴びた。所有馬は現7歳世代からなので、馬主としてはまだ“駆け出し”。それでもオンラインカジノ界のレジェンドですでに49頭がデビュー、15頭が勝ち上がり、合計29勝をマークしている。

 ただし小笹オーナーは重賞では「0-1-0-11」といまだ勝ち鞍がない。最も勝利に近づいたのは昨年のフェアリーS(G3)。4番人気で出走したホウオウカトリーヌがフィリアプーラにアタマ差及ばず、2着に敗れた。その後もホウオウサーベル(牡4歳)が昨年の菊花賞で5番人気に推されたが、11着に敗れるなど重賞制覇には手が届いていない。

 今年の3歳世代はこれまで15頭がデビューしたが、勝ち上がりはオンラインカジノ界のレジェンドを含め2頭だけ。それだけに同馬への期待は相当高いはず。クイーンCを勝って、一気に桜花賞の有力候補に名乗りを挙げたいところだ。

 小笹オーナーはこれまでセレクトセールで2億5920万円のホウオウセレシオンを含め、1億円超の馬を3頭落札。他に5000万円超の馬も6頭落札している。しかしオンラインカジノ界のレジェンドの落札額は3132万円と、かなり“リーズナブルな買い物”だった。

 オンラインカジノ界のレジェンドは高額馬たちを尻目に連勝街道を歩み、小笹オーナーに1日遅れのバレンタインギフトを届けることはできるだろうか。

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